兵庫県芦屋市終の棲家として設計した、木造平屋建ての住宅です。 工事名称は、依頼者のご夫妻の干支から、住まいのタイトルとしました。 住まい手からの要望は数多くありましたが、特に次の3点でした。 ・寒冷地である為、外部のサッシは全てアルゴンガス入りの複層ガラスにすること。 ・暖房設備の充実を図ること。 ・湿度が高い地域である為、高床式にすること。 建蔽率は20%で、平屋の場合は30%の規制区域です。 平面計画は敷地内の見え方に変化を付ける為、くの字にしました。 ※主たる部屋(LDK)を真南に配置したのです。 アプローチから玄関へ、それから室内へと迂回しながら導入し、 庭に広がる視界を演出しました。 ※デッキから「コツコツと靴の音を聞きながら玄関に向かいたい」という ロマンテックな住まい手の思いを形に出来ました。 木造らしい小屋組みを見ながら、それぞれの居場所に向かうことが、 この住まいで最も実現したかった私の設計意図です。
