大阪府豊中市閑静な住宅地に建つ木造2階建住宅の新築です。敷地裏は広大な公園の借景が広がっており、外部からの視線をきりながら、緑を大きな開口から取り入れる、またモダンなデザインと全館空調による快適さがご要望でした。ご夫婦の終の住処として新築させて頂きました。
関西(大阪・神戸・京都)の第一線で活躍されている建築家が設計監理した
オンリーワンの住宅一覧
大阪府豊中市閑静な住宅地に建つ木造2階建住宅の新築です。敷地裏は広大な公園の借景が広がっており、外部からの視線をきりながら、緑を大きな開口から取り入れる、またモダンなデザインと全館空調による快適さがご要望でした。ご夫婦の終の住処として新築させて頂きました。
大阪府大阪市大阪市内の幹線道路から少し入った下町の雰囲気が残るエリアに建つ住宅です。道路向かいの高層マンションからの視線、前面道路からの騒音を考慮して、道路側を思い切って閉じ、さらに収納と水廻りを道路側に配して、喧騒から距離を取った静的な内部空間を実現しました。その分、ガレージは全面オープンにし、車や趣味のアウトドア用品の手入れなどを行う場として、程良く街に対して開いた場としています。 1階の2つのテラスと吹抜けに開けられた開口から採光と通風を確保し、さらに内部の壁にも光と風を相互に取り入れるための大小さまざまな開口を各スペースに設けることで、内外のスペースが連続する心地良い住まいとなっています。 大阪 建築家 中平 勝氏 建築家住宅 建築家とつくる家 建築家紹介
奈良県奈良市敷地周辺には観光地や大学があり、住宅だけではなく商業施設、アパートなどが混在したエリアに建つ住宅です。南北に約30mもある細長い形状をしている敷地で、ここに庭の要素をつくらずに開放的な住まいをつくりたいという要望でした。 1階には料理教室やイベントができるフリースペースとしてのパブリックな空間を、そして2階には夫婦のプライベートな空間を計画しました。そこへ敷地の長さを存分に楽しんでもらうため、そしてまちとの距離感を操作するスロープ空間を挿入することで、まちに対して開くことと閉じることを両立させました。実質的には外のない家ですが、光と風を呼び込むことで外を感じることができる住まいになっています。 分類 建築家住宅 建築家のつくる家 高級住宅 建築家紹介
大阪府東大阪市大阪平野を見下ろす場所に建つ住宅です。 南と東が隣地建物でふさがるこの敷地で、家族の集まるダイニングキッチンが朝も自然光で明るくなるよう建物中央に“光井戸”を配置しました。 ”光井戸”は2階部分では家族の図書室を明るくします。光を拡散させるのための形状を利用してひな壇型の本棚を造り、思い思いにくつろげる場所になっています。 子どもたちがアクティブに過ごせるよう、土間玄関とリビングダイニングはフルオープンで繋がるようになっています。個室以外の場所では家族がそれぞれどのように過ごしているかがなんとなく感じられるようにしました。 既存の擁壁を利用した建物は、1階からでも日常的に眺望を楽しめます。 家族で一番家にいる猫は、予定通り窓辺のベンチで外の景色を楽しんでいるようです。 AS 分類 建築家住宅 新築 大阪 借景のある家 シンプルモダン住宅
大阪市改修前のLDKは1階車庫奥の光が入らない薄暗い空間でしたが、改修後は2階にLDKとLDKから続くテラスを計画し、家族が集う場が明るい空間となるように改修しました。LDK〜テラス上部は一体のアーチ天井とすることで、拡散光で満たされる空間となり、ガラスの大開口により空間の拡がりを感じることができます。 AS 分類 建築家とつくる家 建築家リフォーム 大阪 長屋リフォーム
大阪府大阪市路面電車が走る幹線道路から少し入った比較的静かな住宅密集地の中、3軒長屋を建替えた50代の父と大学生2人のための住まいです。 建替え前の茶の間には、南側隣家の間から心地良い風が入り、それがキッチンを通って、玄関まで流れていました。設計もこの風を取り込むことからスタートし、1階にキッチンのある広間と仏間(和室4.5畳)、水廻り、2階にはそれぞれの個室を設けました。仏間南側の大きな開口部から入る風が家全体に流れるように各スペースや階段を配し、道路からのアプローチは、路地的な空間とし、その先をどんつきとしました。 (どんつきとは、関西では行き止まりという意味で、住宅に囲まれたミチでは、共用の庭のような場であったりします)どんつきにはL型のベンチを設けて、親しいご近所さんや友人、家族で気軽に過ごせる場とし、町並みにも奥行きを与えています。さらに濡れ縁のある南の庭を設け、外と内部が立体的に繋がることで、さまざまな風の道や視線の広がりも得られています。南の庭には、イロハモミジとコバンモチ、ツツジ、ハイゴケなどが植えられ、花や葉の成長を楽しみ、流れる風を感じられる暮らしを提案しました。 都市の雑然とした環境の中においても内部に閉じ過ぎない、自然の一部としての人の居場所をつくりたいと考えています。 AS 分類 建築家住宅 木造新築住宅 シンプルモダンな家 大阪 建築家と建てる家
兵庫県宝塚市仁川高台に建設した8住戸の集合住宅。敷地は道路から細長い通路で奥に入った場所にあり、緑の多い静かな環境の反面、法的な制約の大きい敷地であった。単身者用住宅としてプライバシーを重視しながら、高台からの眺望や緑の豊かな外部環境を生かせるように配慮した。全体は2棟になるように分離し、住戸を対にしたプランによって独立性を確保した。また、勾配屋根を利用した天井の高い空間を実現した。結果として、スタンダードなワンルームマンションとは異なる良好な住環境の集合住宅として住まわれている。 分類 建築家新築 賃貸マンション設計監理
京都府京都市築104年の織屋建て京町家のリノベーションです。 既存の建物(空間)が非常に魅力的だったことから、基礎的な居住性能を高めること以外なるべく手を加えず、京町家の基本的な構成を残すことにしました。そのため、デザイン的に最小限の手を加えて最大限の効果を発揮させることを目指しています。 具体的に手を加えた部分は、構造強度を高めるため軸組の耐震補強を行い、断熱、遮音などの性能を上げること。急すぎる階段を少し緩やかにすること。空間に馴染む木製オーダーキッチンを設置すること。キッチンに隣接するパントリー(収納室)を設けること。家族構成に対して部屋数が足りないことから、ロフト空間(寝室)を新設したこと。窮屈で狭かった洗面台を広くて明るいリビングエリアの中に移したこと。また、強い風雨に耐えられるサッシへの取り替えや、ホコリが落ちてくる古い天井を木製パネルで塞ぐこと、など明確に改修設計が必要だと感じられた部分です。 新しい部分について、素材は主に白木(オーク材)の素地と白い水性塗料、白いモザイクタイルなどシンプルなものを中心として統一感を持たせつつ、なるべく単純な形状となるよう心がけました。また、古い部分は100年以上の時間の積み重ねを感じられるように埃を払い拭き掃除を行いそのまま保存しました。新しい部分と古い部分が上手く融合するように、視覚的なバランスに注意して設計しています。 住まい手の素敵な暮らしぶりと共に、歴史の感じられる京都の街並みの中で、小さな古い町家を改修して暮らす楽しみを感じられる住宅になったのではないかと思います。 分類 建築家リフォーム 京町家改修
兵庫県川西市敷地は南面傾斜の良好な住宅環境の一角にある。 勾配屋根をかけること、そして植栽を積極的に計画に盛り込むこと等が要望された。 木造住宅らしく、木構造を仕上げとして表現しつつ空間に緊張感を与えるため、必要箇所の柱は鉄骨造とした。 下屋の屋根は南面に大きくはりだし、木製による大開口を設け季節の特性に応じた採光や通風を獲得できるよう計画している。 四季折々の表情を見せるよう計画された植栽は生垣の役割をはたしつつ、LDK空間を華やかに色づかせる。 今後の成長が非常に楽しみである。 分類 建築家とつくる家 和モダン住宅 木造新築住宅
兵庫県神戸市築40年以上経過した木造住宅の改修工事である。 外壁を残しつつ内部はスケルトン状態とし、現場発泡断熱材による断熱性能の向上、及び細やかな構造補強を施すことによって建物の性能の向上を図った。 建物の南側に配置された既存の日本庭園との関係性を積極的に獲得しつつ各ゾーンの間仕切りの在り方や仕上素材をコントロールすることによって、居心地の良い距離感を獲得している。 また、キッチンは家具工事で製作されており、多人数での作業に対応している。 分類 建築家リフォーム フルリノベーション
大阪府泉北郡自然素材を用いて、暖かく柔らかい空間に仕上げ、建具に用いたカラーガラスを通った光がアクセントとなり部屋の雰囲気を快活なものとしている。 また、ご夫婦にはデザイン面についてアクティブに参加して頂きとても感謝しております。 分類 建築家リフォーム
大阪府大阪市60代のご夫妻が住まわれる住宅です。建て替え前の2軒長屋を伺うと玄関を入ってすぐにダイニングがありました。その長屋の界壁にドアを設けて、ご夫妻それぞれが2軒の中に居場所を設え、生活を楽しむ間取りとなっていました。そうした生活が心地良いということから新居でも玄関から入ったところに広間的なダイニングを設け、そこからご主人の部屋や奥様の部屋、キッチン、水廻り、テラス、2階へとつながる計画としました。「食」の空間を中心にご夫妻が心地良い距離感を感じ、それぞれを尊重して暮らせる住まいです。アクティブなシニア世代の将来も見据えた住空間のあり方のひとつを示せたように思います。
大阪府大阪市大阪市内の住宅地に建つ平屋の計画である。 敷地は南西から北西にかけて幅の狭い道路に面する不整形な角地であり、部屋として必要とされる矩形と屋外に必要となるスペースのバランスを考慮しながら、配置計画を検討した。 道路に雁行するような形状の建物の形状に合わせて屋根を分けて架けることで、街並に対して優しい佇まいとなることを目指した。 それぞれ最小限のサイズではあるが、駐車スペース、駐輪スペース、物干し場、サービスヤード、外縁のある庭といった屋外空間が、道路とこの住宅の緩衝帯となっている。 外壁のガルバリウム鋼板のスパンドレルは、開口部に取り付けられた木製の格子や道路との境界に連なる木製の塀、植栽ともよく調和して陰影を生み、現代的な素材でありながら和の雰囲気を醸し出してくれた。 木製の格子はこの住宅のデザインコードとして屋内にも採用し、開口部や間仕切に設けた障子とともに、柔らかく視線を遮る役割を果たしている。 単身者の住まいであるため床面積は大きくはないが、コンパクトで暮らしやすい、落ち着いた住環境が実現できたのではないかと考えている。 分類 建築家とつくる家 平屋新築 変形地住宅
京都府久世郡実家の敷地内の離れで暮らす家族のための蔵の改修計画である。 子供たちの成長に伴い部屋が手狭になることが予想されたため、離れとそれに隣接する蔵をつなぎ、居住の用途にあてることが検討された。 蔵で暮らすために課題となったのは、窓が小さく内部が暗いことであった。 厚い土壁に新たに開口部を設けることは構造上不安があったため、屋根形状を変化させて高窓を設ける方法に辿り着いた。 切妻屋根の片側をめくり上げ、新たな屋根と既存の土壁の間から光を取り込む計画とした。 その際、瓦屋根を金属屋根に葺き替えることで、既存の構造へかかる荷重を軽減している。 また、改修前の床は最大で10cm程度傾いており、地盤調査を実施した結果、今後も地盤沈下が進む可能性があることが判明した。 安心して居住用途に用いるため、蔵の下部に薬液を注入する方法で地盤を補強した。 通常の住空間ではない蔵らしさの現代的な解釈として、内部の壁はOSBボードの印字面をあえて見せて仕上げ、床にはラワン合板を用いた。 2階の床の一部は光を透過するFRP製のグレーチングとし、階段部分と合わせて1階に光を落とす役割を果たす。 各階は間仕切のないワンルームであるが、家族の成長に合わせてさまざまな使い方が想定でき、今後どのように暮らしていかれるかが楽しみである。 この地域では近隣にも同様に蔵のある家が多く残っている。 今回の計画を通して、蔵を現代的に有効利用するためのひとつの解決策を見つけられたのではないかと考えている。 分類 建築家リノベーション 建築家とつくる家
大阪府池田市池田市にて計画された若世帯とお母様のための2世帯住住居です。 くの字型の敷地の中に若世帯と母のゾーンを必要ヴォリュームに応じそれぞれをくの字型に配置し、その接点となる箇所に共用玄関を設けることで全体のゾーニングを図りました。 若世帯のゾーン2階には天井高さ4mに及ぶLDKとロフトがあり、大きな開口部やその先には町並みと空が広がる広大なデッキテラスが続いてゆき開放感溢れる空間となっております。 分類 建築家住宅 シンプルモダン 借景のある家
大阪府岸和田市ご主人の長年の夢であった愛車と暮らすために計画された住まいです。 場所は岸和田市中心部の住宅街に位置し、敷地は前面道路以外の三方を隣地建物に取り囲まれている状況でした。 ご夫婦でお住まいということもあり居室は最小限に抑えつつ建物中央に中庭を設けることで採光と景観を作り出し、 そこに隣接する形でLDKやガレージスペースを設け、日々の暮らしの中で愛車と自然を常に感じることが出来る住まいとしております。 分類 ガレージハウス 建築家とつくる家 中庭のある家
滋賀県若いご家族の木造平屋住宅です。近江舞子のご実家の敷地内に山間部の 景色が広がる借景を取り入れながら道路側はプライベートを重視した 設計になっております。 上手くロフトを利用して書棚をつくり、くつろげる空間も確保しています。 最初の設計のご相談の時は、マンションにお住まいで売却資金をもとに 資金計画をたてられておれらたこともあり、設計完了まで1年半以上、 着工〜完成と合わせると2年以上となっております。設計に時間をかけて 頂いた分、ご納得の住宅が完成出来たのではないでしょうか。 分類 建築家とつくる家 借景のある家 平屋住宅新築
大阪府大阪市大阪市内に建つピアノ教室付きの小住宅。 レッスン室を専用部屋とするのではなく、ダイニングキッチンという住空間に取り込んで1つのホールとしました。玄関というパブリックな場所からホールに入り、そこからリビング、寝室へと徐々にプライベートな場所へ移るように構成し、さらに段差を使って視覚的な距離感を調整しています。レッスン室を住空間に取り込んだのは無駄なスペースをそぎ落とす狙いと、より多目的に音楽と付き合える様にするため。そのダイニングキッチンとレッスン室には大人の背たけほどの段差をつけて、間には壇状の本棚を配しています。この本棚は楽譜を並べるだけでなく客席にもなり合唱用のひな壇にもなり、生徒の机にもなります。 計画のはじめに提案したコンセプトは「音楽としての音色(ねいろ)、個性としての音色、色んな音が豊かに混ざり成長する育みの箱」でした。そして『音の巣箱』という名前には、ここで育まれた様々な音色が巣立ってはまた集う、そんな場所になって欲しいという願いが込められています。 分類 建築家とつくる家 狭小敷地住宅
奈良県生駒市国定公園内にある自然豊かな敷地にゆったりと建てられた 住宅での生活をより一層楽しめるよう、既存の住宅に継ぎ足す形で家族や来客が集うための部屋を増築した。 建物の形状や材料は既存の住宅との調和を考慮し、慎重に検討を重ねたうえで決定した。 冬の厳しい寒さをしのぐために部屋の中心付近に設置された薪ストーブは、季節を問わず十二角形の平面形状をした部屋に落ち着きを与える象徴的な存在となっている。 また、外壁に設けられた窓はさまざまな角度に向けられ、敷地内外の自然を室内からも楽しむことを可能にする。 既存部と増築部を繋ぐ間室の天井高は既存の屋根の下に潜り込む必要があるため、2メートルに満たないが、その空間を介することで増築された部屋の天井の高さがより劇的に感じられ、この住宅に非日常な体験をもたらしているように感じられる。 一部屋の増築であるが、この地、この住まいでの生活をより豊かにする変化をもたらすことができれば嬉しく思う。 分類 建築家住宅 離れ増築工事
大阪府大阪市大阪市内にある約20坪の台形敷地に建つ木造3階建ての住宅です。 周辺には住宅やマンション、学校、古い工場などが建ち並び、敷地の三方を建物に囲まれた典型的な都市型敷地ですが、奥行きよりも間口が広く、日当たりには比較的恵まれています。クライアントからのご要望から、1階は、ガレージとご主人の仕事場スペース、2階にLDKと夫婦の寝室、3階に子供スペースという構成としています。南側道路からの敷地の奥行きがが東西で約3m異なり、そのため北側境界線は、道路に対して約16度傾いています。その敷地形状から計画した折れ曲がった壁、徐々に低く(時には高く)なる屋根(天井)や連続する窓、そこから差し込む南からの太陽光、内部の壁に穿たれた開口、階段、磨き仕上げの床、家具などさまざまなな断片が非日常的なパラレル空間をつくりだしています。それらは光を拡散しながら、人の動きや視線を誘発し、奥行きと広がりをコンパクトな空間の中にもたらしてくれます。 分類 建築家住宅 狭小敷地住宅 シンプルモダン
兵庫県尼崎市シニアの母と娘さんの住まいのリノベーションです。 明るく、安らげる雰囲気のために、無垢の桧フローリングとしっくい壁を採用しました。 断捨離を断行し、水回りの充実、それにアトリエスペースも取り、今後の住まいの生活基盤になるように配慮しました。 分類 建築家リフォーム シニア住宅
大阪市大阪市の東住吉区田辺にシニアご夫婦の家ができました。古い町並みが残る静かな住宅地で、旧家を解体しての建て替えを要望されたものです。 外観は黒のガルバ波板で、防御的ですが、内部は桧フローリング、真っ白なしっくい壁、紙障子など明るく開放的な雰囲気になっています。 特に旧家にあった欄間、床柱、ガラス戸、敷石、手水鉢などを再利用して、施主の生まれ育った記憶を留めるようになっています。 老後の生活を心豊かに、ほっこりと送っていただけることを祈っております。 分類 建築家 設計事務所新築住宅 シニア住宅 和モダン住宅
兵庫県神戸市阪急御影駅から山手に上がったところに建つ住まいである。 計画は終の棲家を建てるという目的で敷地探しからスタートしました。 クライアントは中庭のある住まいを希望されておられましたが、たまたま希望するエリアで見つかった敷地はとても景色のよいもので、計画はその眺望を最大限に活かす方向で進みました。 敷地面積の2/3が斜面という中、残り1/3の平坦部分は三角形状をしており、その形状を余すこと無く使い切りながら、1階に玄関、収納、居室郡を、2階にLDKとそれに続く大きなテラス、水廻りを配し、それらを2本の階段で往来するレイアウトをとることでコンパクトながらも奥行きのある計画としております。結果的に全体のボリュームは門型形状のものとなり、外観上抜けている空間をガレージやアプローチとすることで、全体をまとめ上げました。 2階LDKの大きな開口部は幅7mにおよび、昼夜を問わず神戸の町並、大阪市内、大阪湾、和歌山までの絶景を見渡すことのできる空間となりました。また開口部の大きな建具を全て引き込むことで、LDKは外部テラスとの境界を失い、内外一体のとても気持ちの良い空間となります。外部テラスでのアクティビティが充実し、生活により一層幅を持たせることを目指しました。 分類 建築家住宅 借景のある家 眺望の良い家 斜面地の家
京都市北区京都市北区で完成したご夫婦お二人の新築住宅です。もともと町家が建っておりお住まいになられてましたが、今回はリフォームではなく建て替えをとのことで計画が進みました。新築でも京町家風にとのことで設計が進み京都らしい外観を保ちながら、内部は ご年配のご夫婦が暮らしやすい様にナチュラルに設計されてます。また所有していた家具も50展以上新築住宅に配置するとのことで基本設計から配置計画が建築家で図面化されていきました。 分類 建築家とつくる家 京町家新築
大阪府池田市敷地は大阪府池田市のやや郊外、閑静な住宅地の中にあり、元々は約120坪程の土地だったが、今回家を新築するにあたり、そのうちの70坪弱を売却し、その資金で家を建築するという計画であった。母親と娘さんの2人家族なので、それぞれの個室とリビング 、それと音楽制作の部屋(防音仕様)が必要であった。それぞれの個室は縁側から庭に出られるようになっているが、その為、後ろにあるリビングはトップサイドライトから採光をとるようになっている。外観は黒のガルバニウム角波板、黒の同じく屋根で包み込み、やや防御的なイメージとなっているが、内部は床、天井が木質系、壁は白の漆喰で仕上げていて、優しく、温かみのある雰囲気となっている。平家でコンパクトな家ではあるが、寡黙で主張のある家となっている。 建築家 北村陸夫+ズーム計画工房 大阪府
大阪府東大阪市大阪府と奈良県を分かつ生駒系の麓、急な斜面が穏やかに大阪平野へと変化する辺りで、古くからの集落と新しい住宅街が混在する地域に立つ4人家族のための住宅である。 前面道路も細く、周囲も混み合う周辺環境に対しては敢えて閉鎖的な外観を構成し1階に中庭を、そして2階には壁に囲われたウッドデッキテラスを設け、上空への抜けを確保する空間構成を採った。この2つの外部空間により、周辺からはプライバシーを確保しつつ、開口部を全開にして光と風を室内に取り込むことが可能になった。 また、コンパクトにまとめられた室内空間に広がりを補完する機能も果たしており、内外空間が一体となりながら、夫婦と二人の子供たちの生活を支えている。二つの外部空間はある意味で「抽象化された自然」であり、それらが常に傍にある日々の重なりは、家族の生活をより豊かなものにしてくれると信じている。 正面外観に現れる「家形」と中庭のアオダモの緑が透ける木製格子戸により、辛うじて住宅であることが認識される建築であるが、外周面に開口部が存在しなくても、地域社会や周辺環境と繋がる手段や方法がいくらでも存在する現代に於いては「物理的には家族を包みながらしっかりと守る」という安心感を与えることが住宅の一つの大きな役割であるのかもしれない。 建築家 岸下真理・和代 大阪府
京都府京都市築80年ほどになる、洋瓦に、ボウウィンドウなど洋風のしつらえが特徴的なの住宅の改修です。 ここまでに幾度かの増改築を繰り返した建物は、施工の不具合もあり老朽化が著しい状態でした。 そんなある日迷いこむように施主がここを訪れ、その古い洋館の佇まいに惚れ込み建物の再生に取り込むことになりました。 1階は彫金作業の小さなアトリエや、展示にも使えるギャラリー、ダイニングキッチンを兼ねたサロンに読書室など施主の創作活動のための空間。 2階は、寝室とリビングに茶室などプライベートな空間を配置しています。 古いものの良さをそのままに構造の補強を行い新しい生活空間を作り出しました。この建築ががさらに長い時間を刻むことを願っています。 分類 建築家 設計事務所 住宅リフォーム
兵庫県西宮市西宮市の閑静な住宅地に建つ囲われた庭を持つ住宅です。 奥の深い台形の敷地に合わせて奥側の2階建ての居室部分と、そこから道路に向かって突き出した平屋の玄関部分とを組み合わせた外観です。 玄関の突き出し部を、庭を囲むように配置し南洋材[イペ]の格子壁と合わせてプライベートなガーデンテラスを作り出しました。 2階の個室は変形した屋根形状を室内に取り込み勾配天井のある開放的な空間としています。 施主が気に入り揃えていた[ウォルナット]のダイニングやキャビネットを、作り付けのように組み込みインテリアを作っています。 木の色と調和するように各所に選んだグリーン系のタイルや壁の色、庭のブランコやハンモックにツートンカラーのカーテンなど、ここでの暮らし方を真剣に話し合い設計を繰り返したことで、家族の彩りが目に見える住まいとなっています!
大阪府松原市80年代後半に建てられたメーカー住宅のリノベーションである。 予算の関係上アプローチ廻りと1階を全面改修とした。 ご主人の要望でもある車を眺めながら生活が出来るガレージハウスとなるように、玄関から車の一部を眺めながら室内に入っていく動線とした。 元々洋風デザインであったが和風な雰囲気を取り入れたいとの要望もあり、ナチュラルな木材が現しとなった一体的な空間となった。 基本は外観を変えていないが、アプローチ廻りは植栽も含め大きく変わっている。 また、1階に関しては必要な個所に耐震補強を行い安心できる住宅を目指した。 分類 建築家 設計事務所 住宅リフォーム
兵庫県芦屋市終の棲家として設計した、木造平屋建ての住宅です。 工事名称は、依頼者のご夫妻の干支から、住まいのタイトルとしました。 住まい手からの要望は数多くありましたが、特に次の3点でした。 ・寒冷地である為、外部のサッシは全てアルゴンガス入りの複層ガラスにすること。 ・暖房設備の充実を図ること。 ・湿度が高い地域である為、高床式にすること。 建蔽率は20%で、平屋の場合は30%の規制区域です。 平面計画は敷地内の見え方に変化を付ける為、くの字にしました。 ※主たる部屋(LDK)を真南に配置したのです。 アプローチから玄関へ、それから室内へと迂回しながら導入し、 庭に広がる視界を演出しました。 ※デッキから「コツコツと靴の音を聞きながら玄関に向かいたい」という ロマンテックな住まい手の思いを形に出来ました。 木造らしい小屋組みを見ながら、それぞれの居場所に向かうことが、 この住まいで最も実現したかった私の設計意図です。
京都府京都市京都市の郊外京北町での建替新築です。周辺は山々に囲まれた地域で自然素材を生かし、地元の木材を使用した温かみ溢れるナチュラルな空間となっています。 ご夫婦二人の終の棲家として設計させて頂きました。郊外ならではの薪ストーブもポイントとなっています。
大阪府大阪市昔ながらの長屋や民家が建ち並び、寺院も数多く残る、大阪市内の古い街並に建つ住宅である。 限られた敷地で庭が取れない中、土間やテラス、バルコニーといった外部空間を住宅内に点在させ、住まう人がより身近に「外」を感じ、暮らしの巾が広がっていくことを期待した。 建て主は、さっそくテラスで食事、土間でDIYなど、この場を自由に使いこなしている。 鉢植えの花や植栽も加わり、この家が豊かに彩られてことを愉しみにしている。 分類 建築家住宅 狭小住宅新築
WORKS SEARCH
施工例を検索