シックな和風感のある住まいが好みという若夫婦の住まい。門塀には格子戸を設け、玄関アプローチも和風感豊かな雰囲気を重視。内部仕上は、シックで濃い目の色合いを中心にした床材を使用し、落ち着きのある居住空間にした。また、外部とのつながりを大切にしたいという要望から、大きなウッドデッキを設けて、内外空間を一体的なつながりのあるプランにしている。
関西(大阪・神戸・京都)の第一線で活躍されている建築家が設計監理した
オンリーワンの住宅一覧
シックな和風感のある住まいが好みという若夫婦の住まい。門塀には格子戸を設け、玄関アプローチも和風感豊かな雰囲気を重視。内部仕上は、シックで濃い目の色合いを中心にした床材を使用し、落ち着きのある居住空間にした。また、外部とのつながりを大切にしたいという要望から、大きなウッドデッキを設けて、内外空間を一体的なつながりのあるプランにしている。
奈良県生駒市 敷地は奈良県生駒市の丘陵地の一角で、南西側から生駒山系を望むことのできる見晴らしの良い静かな場所である。クライアントの要望は、この眺望を最大限に生かしたいということと自然素材を使用し、健康に良い住まいとすることであった。 眺望の良い2階に若夫婦世帯の居住空間を配置し、同居される母の生活上の利便性を考え、1階に母の部屋と水廻りを配置した2世帯型住居となっている。2階のLDKには、生駒山系の眺望を楽しめるよう横長の大きな開口部を設けた。また、シックハウス対策から、可能な限り国産杉材を使用、仕上げには吸湿性能の高い漆喰を採用した。
兵庫県神戸市神戸市の山の手に建つ新築物件である。 祖父母/長男+子供2名/娘夫婦+子供4名、合計11人+犬1匹の大家族が住まう住宅であるため、各世帯同士の関係性、また、各個人同士の関係性を具体的にどのように空間に落とし込むかがテーマとなった。 各世帯とも個室よりも皆で集えるリビング・ダイニング空間を優先したいという希望により、個室はロフトなどを利用しつつ可能な限り縮小する代わりに、皆で利用できるワークスペースをリビング空間に併設した。 そのワークスペースの上部は上層階および屋根を貫く吹抜け空間となっており、各階の採光と通風に一役かっていると同時に、各階の人の気配を感じさせる装置となっている。 屋上階の一部には神戸の夜景を一望できる屋上テラスが設置されている。
大阪府吹田市 既存擁壁で取り囲まれている宅地造成地に建つ住宅である。 「この環境に負けない建築を!」という依頼主とのコンセンサスのもと、敷地条件を素直に利用し、傾斜した擁壁に沿って新たな「包む壁」を加えることで、既存の環境と共生する住宅とした。 内部構成は、敷地外周との関係よりスキップさせた各フロアが、南側の吹抜を介することで、垂直方向に一体感を生み出している。上層階にはLDKと子供室を、半地下部分には寝室、水廻り、ホビースペースを計画。また、上下の移送をショートカットさせる為に特注仕様のオープンリフトを設置した。
兵庫県南あわじ市 海を眺め潮風に吹かれてゆったりと過ごしたい。そんな思いで南あわじの傾斜地を購入されたそうだ。段上に計画された間取りはどの部屋からも海が見える。特に足を投げ出して浴槽につかりながらの海の眺めは格別とか。室内の床は墨入りモルタル塗りで、靴を脱がずに動作が自由に過ごせる為、間取りもシンプルで明快になっている。敷地の最も高い位置からの眺めは、大地にひっそりと佇み、前方に広がる海原と同化して美しい。
三重県鈴鹿市クライアントは、夫婦と子供2人の4人家族である。住宅に対する要望としては、生活の場から絶えず海を見ていたいということであった。建築の構成は、新古典主義からモダニズムに継承されてきた垂直・水平にバロックの曲線性という形式の組み合わせで行った。 垂直性に対応するのは、夫婦の筒(1階クローク、2階寝室、3階書斎)と2本の子供の筒(1階勉強室、ロフト寝室)という3本の個人の空間で、2階部分で3本の筒を2枚の曲線の壁が取り巻く。筒と曲線の壁の間に生じた水平に広がりの持つ空間が、家族の集う場であり海への眺望が広がる場である。 (コメント/貴志 雅樹)
和歌山県和歌山市 天保12年(1841)竣工の町家の再生である。耐震補強し伝統ある佇まいを出来るだけ当時の姿に戻しながらも、年を経ても生活できるようにエレベーターを設置し2階を寝室と書斎として使っている。多くの書籍を所有するクライアントの書庫を主屋の通り庭の延長に渡り廊下を設け、洗面脱衣と浴室、ゆったりしたトイレを設け、更に奥に書庫を設置した。主屋奥座敷から縁側を経て望む庭の背景は天保の蔵である。再生工事が完成後、建物は国の登録有形文化に選定されている。
和歌山県 串本の家は慶応二年(1866)8月に棟上げがなされている。150年前のことである。明治中期まで漁業を営む網元で、その後山林業に転換し、現在に至っている。平面は3列3行で9室ある県内最大級の大型住居であるが、広々とした居間の空間もすき間風や埃から守るため天井が張られ天窓の光も十分に届いていない状況であった。先ずは当初の小屋裏を見せるため天井を撤去し、天窓を更に大きくし豊かな光をリビングダイニングに届けている。床は一尺巾の杉板張り、薪ストーブは大型住居を温かく包みこむ。
奈良県橿原市重要伝統的建造物群保存地区に指定されている中世戦国時代の町並みが残る奈良県橿原市今井町の木造2階建ての町家の全面改修。構造補強は石場立てのままで、格子壁+床下フレームもしくは欄間フレームの他に事例のない新しい一体的なフレームを利用した耐震改修で、現代のライフスタイルにあった提案をしています。
自分が生まれ育った下町で、終の住いとして暮らしたい、と願う住まい手の要望に応えた長屋のリフォームです。時には、入院中の年老いたお母様をお迎えして、安らぎのひと時を過ごすことが、親孝行の施主の願いでした。 大それたリフォームではなく、昔有った中庭の再現を設計のポイントにしています。かなり古い長屋のため、柱は歪み、腐朽の度合いはかなり進行していました。昔の名残となる梁を露出し、新しい梁と柱で補強しています。構造計算も行い、耐力壁や補強金物も新築並みに施工しました。外向きにはリフォーム、内向きには新築と言えるでしょう。黒ずんだ以前の梁と、新しい仕上げ材が上手くマッチしたのはリフォームならではの効果と言えるでしょう。 2軒隣りにお姉さんのご家族がお住いで、皆このスペースに集まる事が多くなったそうです。 工事中に感じた事:路地は車も入れず、工事時には大変でしたが、遊ぶ子供の声が聞こえたり、通りがかりの人達とつい挨拶してしまうのが印象的でした。
大阪市内に建つ間口1,5間奥行き6間の4軒長屋の内、2軒をそれぞれにリフォームした事例です。狭小間口を現代の生活環境に再生する難題に取り組みました。老朽化した骨組みを補強し、部屋から部屋への動線を改善し、光と風通しを取り戻した現代長屋の再生です。ポーチ横には自転車置き場を設け、ルーフテラスとサービスバルコニーは外部でありながら、プライバシーを確保し、生活エリアしての重要な役割をしています。1階に厨房や家族の生活の場を設けた形態と、2階にそれらを配置した場合の2プランです。階段の位置と形状、狭いといって諦めないプランニングの工夫は、既成概念の暮らし方を改善し、現代長屋再生として新たな試みを実現しています。
和歌山県紀ノ川市 百年前の古民家を再生。主屋を中心に北側への増築、東棟、牛小屋など多くの建物が重なり合っていた。不要な建物の減築を行い、東棟は建替え個室と水廻りを設けた。全体的に収納の少ないため北西に納戸部屋を設けた。田の字型間取りであるが、個室をつくるため一部壁として耐震壁を設けた。しころ葺きの屋根は、補修にとどめ再利用している。
京都府京都市 六角通りの堀川を西へ、大宮通りの手前南側に建つ木造2階建ての住宅です。 間口約5.1m、奥行き約22.3mの南北に細長い敷地で、北側が道路であるためLDKを2階の南側に設け、トップライトを設置して日当たりを確保しました。1階中央部の部屋には坪庭を設けて、通風と採光を確保しています。介護の必要なお母様の部屋を2階の北側に設け、トップライトにより光を取り入れ、部屋の周囲に水廻りの設備を集中して作業がしやすいようにしています。エレベーターを設置したので、お母様の車椅子での外出も楽に行えます。周辺の町並みに合わせて、伝統的な町家のデザインを取り入れていますが、1階の道路側の引戸を3枚開けるとガレージがあり、車を1台駐車できます。ガレージに見えないように、引戸のデザインを工夫しています。中央に設けた階段の上部を吹抜けとし、上部の光が窓から下に降り注ぐようにしています。これは昔の町家の通り庭の上部にあった吹抜け空間をイメージしています。
大阪府大阪市空堀商店街のメインストリートから少し入り込んだ、保存地区のようなところ。古い木造家屋4軒が建ち並ぶうちの真ん中2軒の住まいを二世帯住宅として再生。 1階のLDKを中心にプライバシーを確保しつつも、伸びやかな住まい空間の構成を目指した。 分類 建築家設計事務所 住宅リフォーム 長屋改修
三重県ご主人の退職を機に、奥様の郷里で過ごす「終の住処」として、 設計の依頼を受けた。 予算にも限りがあり、16坪のコンパクトな住まい。 ご夫婦二人で暮らすには充分な空間である。 土間玄関で水廻りとワンルームの憩いの場を分けたのが特徴。 雨が多いので、床高は高くして欲しいと強い要望があった。 ひとつ屋根はゆったりとした敷地に美しく建っている。 分類 平屋木造新築 建築家とつくる家
奈良県敷地は自然環境の厳しい農村地域にある。 建物は二重の入れ子状につくり、RC造の外家の中に個室や家族室などを独立して建てている。廊下や土間には風が抜け、光が差し込む半外部となっている。外家は外部と繋がり、自然をコントロールしながら取り込み、自然の息吹が感じられる穏やかな環境を建物内につくっている。そして力強く包容力のある外家が生活空間を包み、家族を一つに纏めている。 また各々の部屋にはプライベートな半外部空間が隣接し、常に自然が身近にある。 この住まいでは自然の営みと共に日々の生活があり、刻々と変化する空気で満たされた空間で住まい手の五感はますます研ぎ澄まされていく。 分類 建築家住宅 コンクリートの家 関西建築家大賞
奈良県奈良市一人暮らしの女性のクライアントのための住宅である。使いやすさと高齢になってもバリアフリーで生活ができるように平屋で計画した。リビング・ダイング・寝室と東西にリニアに配置して、この軸の北側に水回りを集約し、南側には小さなコートを2か所設け外壁で囲い、内部の安全性を確保した。リビング上部屋根をめくり上げハイサイドライトを設けたのも、内部の安全性を確保し、南の光を室内に取り入れるためである。 (コメント/貴志 雅樹) 分類 平屋木造新築住宅 建築家とつくる家
大阪府大阪市大阪市内の幹線道路に面した9坪の敷地に建つ店舗付住宅。 タテ動線のスペースを除くとワン・フロアー19.15㎡となり、ひとつのフロアーが、みせ、ねま、だいどころ、おくのま、という用途で積層させたタテ型の町家をつくりだした。少しでもスペースを確保するために、H型鋼とコールテン鋼で構成した間口3070mmのファサードに奥行650mmの厚さをもたせ、小さなニワとしての外部空間や収納、開口部を組み入れた。 (コメント/貴志 雅樹) 分類 狭小敷地住宅 建築家住宅
奈良県奈良市回遊性のある動線処理で狭さを克服したダイナミックな内部空間を基本コンセプトにした住まい。 オーナーはグラフィックデザインの傍ら、多趣味で月に何度か音楽仲間が集まり演奏練習をします。外部に音が漏れないよう1階はRC造とし、防音処理を施しています。1階階段から見上げるとR階まで階段がリズミカルに立ち上がっていきます。2階は吹き抜けの豊かな空間とウッドデッキをもつLDKで『設えはシンプルに』との基本理念に沿って、キッチンを家具製作とし、バランス良くこの空間に納まる様、心掛けました。 分類 コンクリート住宅 建築家とつくる家 シンプルモダン
広島県福山市 DAIKINエアスタイルコンテスト優秀賞 「サンペンハウス」 地方都市郊外 住宅地入り口の三角地。家族6人の家を計画する。 南側は広い道路の坂道、東は自然の崖とその先に広い川。北側は土手と林とその先に小さな川と大きい国道 又その先に新幹線も見える。 「住宅は壁」 部屋を作ることよりも壁で空間を規定する。人の背後の壁が基本で、その壁が少し折れて2辺をかたちづくり、大きな空間の骨格が出来上がる。 「周辺の地勢から」 前の道を勢いよく車が上り下りをしている。この住宅の中も坂道の昇り方向からスパイラル状に上へ昇る空間の構成となっている。 道路沿いに進み 階段を昇り 新幹線を望み クルッとターンして最後は遠く川を望むテラスへ続く。 建築の構成と地勢がリンクしている。 「家は木」 テクスチャー、構造強度とコストパフォーマンス、クライアントの好みにより木造である。木としての性能を様々な形で使っている。 在来工法、ラーメン、トラス、持ち出し、テンションによる吊り下げ、など。 木の可能性はまだ多い。
大阪府茨木市 「太陽の背中」 ここからは太陽の塔が見えるかも。 敷地に初めて訪れたと時のワクワクした気持ちを思い出す。 大阪の万博公園近くの住宅地の角地にこの家は建つ。 新しく造成された擁壁の上が計画地である。 「太陽の塔はどこだ?」敷地の上からは塔を見る事は出来ない。。。 建築とは場所をつくること、床をつくること。ここは意地でも「太陽」を見る床をつくるのだ。 計画の中心はテラス。1F、2F、屋上と3枚のテラスを3層重ねて南方に大きく開く。1Fはリビングの延長として同レベルで続き、サッシもフルオープン。テラスにはベンチも設け屋外リビングに。2Fは寝室前に広がる屋根付きテラス。1Fのテラスの上に飛び出している。洗濯物干しもここで。いよいよ屋上は「太陽のテラス」。太陽の塔の背中と後頭部がしっかりと望めた。緑の中に頭を出す塔を眺めながらお茶を飲むテラスが出来た。 「プラン」 □家のプランは敷地の段差と形状をフル活用することを考えている。 地下は段差を使った掘込みガレージ、1Fは少しスキップした和室と柱のない 広々リビング。隠れ部屋のパパ書斎とママ家事室 □ 中2階に屋根裏部屋風の子供室とハイサイトライトから光の入る明るい洗面脱衣、そして2階は広いテラスに面する主寝室となっている。 「家事動線」 □ 自転車置場→玄関→家事室→勝手口→ガレージ 自転車でお出かけ自動車で送迎。買物袋下げてお帰り、と主婦は忙しく動く。 玄関と車庫の離れた今回のプランでは、この動線がスムーズになる裏ルートがポイントになっている
京都府京都市依頼者が最初に見せてくれた敷地は、先が尖った三角形をしていました。これは「面白い」と直感し、家族6人で住みたいのです、車も2台か3台、バイクも大型が2台あります!と言われても、設計条件の難易さなど気にもとめず、是非とも設計させて頂きたいと願う気持ちでした。この敷地との出会いは一目惚れだったのです。設計者の多くは変形地を難しいとも何とも思っていません。むしろ、そんな出会いを待ち望んでいるのかも知れません。 京都の伏見に位置するこの家は、変形地と建築の法的制限である道路斜線が生んだ形です。作為的な操作をせず、素直にそのままに実現したものです。 三角地の先端が、広い方の道路に面しており、玄関の導入部はここしかないと早々に結論を出しました。 敷地はほぼ30坪。決して広いとは言えない敷地です。狭い玄関から上階へ向かうにつれ、徐々に左右上下に広がっていく空間構成をとりました。又、道路側と隣地側の開口部を極力排除し、この形を強調することにしました。そうすると当然の如く家の中は暗くなります。巾40cmのスリット状に伸びたトップライトは、見事にその存在と効果を発揮してくれました。 通常、天窓の取り方は非常に難しく、明るさは充分取れるのですが、夏暑く冬の結露は相当なものになります。この家では南側に垂直に伸びていることや、その巾が40cm程度と、室内の大きさに適していたことが幸いしたようです。今年の暑い真夏でも、眩しさもなく心地よい光と影を落としてくれます。以外に閉鎖性もなく、内と外の気配を感じながら、限られた広さの中に、伸びやかな快適さを演出すること 分類 狭小敷地住宅 建築家とつくる家
京都府京都市敷地は40m×(11m/1.7m)の直角三角形に近い台形で、40mの前面道路・敷地ともに急傾斜、これに第2種風致地区指定がかかる極端な条件下の住宅です。しかしその山裾の地形は、京都市街を見渡す抜群のロケーションの住まいとなる可能性がありました。これを実現する空間形状と構造形式を土地購入前に検討し、大筋の見通しを立てました。鋼管杭によって持ち上げられた鉄骨ステージと、その上の変形木造2階建切妻屋根の架構。2階にスキップフロアのLDKとウッドデッキを持つ3人家族の住まいです。 分類 狭小敷地住宅 斜面地の家 借景・眺望のある家 関西建築家大賞
大阪府大阪市<設計条件> 夫婦、子供1人、妹、祖母の2世帯。 間口の狭い4階建ビル(店舗、貸事務所、住宅であった)の内部を、印刷工場、2世帯住宅、(エレベーター、駐車スペース付)に全面改築する。 <特徴> 建物の屋根、外壁、柱梁の主要構造部を残したまま、階段や床まで付け替えるという超難工事。 家業の印刷業は多忙なため、日常生活の時間の無駄を省くため、各所で合理化の工夫をした。 例えば、小料理屋のカウンターのようなDKなどである。 分類 建築家設計事務所 店舗付き住宅改修リフォーム
大阪府大阪市地域に根付いた老舗和菓子店の店舗と住宅の建て替え。仕事と生活を共にする二世帯が同居するために、建築面積いっぱいに床面積と空間の広さを追及している。新しい時代に繋がる店舗の顔となるデザインを目指し、上階の住まいの生活感があまり感じられないように開口部が制限されているが、内部はとても明るい空間が実現している。 分類 建築家とつくる家 狭小敷地住宅 店舗付き住宅
奈良県奈良市Hexaヘキサは、中心高さ7.5mで底辺8.7と3.6mの六角堂の形をしています。内部は吉野杉の柱や梁が全て表しとなっており、全体が木貼りの大屋根に包まれる、心地よい木の空間が特徴です。中心に青空がのぞける天窓をもち、地上では3方に開けており明るく開放的ですが、奥の間として家の中央に小さなヘヤ(音楽室)が設けられています。周囲が回遊できたり、あちこちが覗けたり、様々なシーンが展開する楽しい住宅になっています。構造にはコンプレッションリングと方杖をもつ半剛接ラーメン架構を考案しています 分類 建築家とつくる家 建築家住宅 変形敷地住宅
大阪府大阪市狭小地に立つ2世帯住居である。最大限のヴォリュームを確保するため、形態は敷地の北・西面にある道路からの斜線制限と建蔽率によって決定した。木造3階建て住宅であるが、3階部分は斜線により切り取られ屋根裏部屋の様相を呈する。1階は親夫婦のスペース、2階は居間、ダイニングキッチンなど共有部分、3階は若夫婦と子供のスペースである。狭い空間に拡がりを与えるため、水平方向は溶融亜鉛メッキのグレーチング状のファインフロアで囲まれた内部化した中庭と各室を繋ぐ。 (コメント/貴志 雅樹) 分類 建築家とつくる家 狭小敷地住宅 中庭のある家
大阪府大阪市敷地は阿倍野の繁華街に程近い住宅街の一角・・ここに新たな環境形成の場として、北側と東側を通り面した18坪余の角地の特性を活かした菜園スペースをもった個性あふれる住まい空間が生まれました。 施主は新たな住まいへの要望をはっきりともたれていた。 1、 菜園スペースの広さ・菜園を通じて 様々な人とのふれあい。 2、 必要収納スペース。 3、 住まい方 1階2階ともワンルームを基本に考えて伸びやかな空間構成を心掛けました。 道路斜線なりに屋根を設け吹き抜けとロフトをとって垂直方向への広がりにも工夫をしました。建蔽率から余白の部分になるところはシンボルツリーのあるアプローチと裏側は菜園に出入りする外部階段をとって、回遊性をもたせました。 分類 建築家とつくる家 設計事務所狭小敷地住宅
大阪府大阪市西側線路敷と東側生活道路とに挟まれた都心の住宅地。依頼主は両親から受け継いだこの地で、母親とともに住み続ける二世帯住宅への建て替えを希望した。敷地の特性である東西方向の抜け感を最大限に生かすことを考え、開口部の切り方を入念に検討した結果、各フロアごとに風の道を確保することができた。コンクリートの躯体でしっかりと生活空間を守り、鉄骨の屋根架構にて確保された移動空間は次々と変化する日常の光景が垣間見えるとともに、抜け感を包括する空間となった。1階は障害のある母親のための機能を優先した生活空間、2階は水廻りと娘夫妻の寝室、3階は台所、食堂、居間が一体にて計画されている。 分類 設計事務所狭小敷地住宅 建築家住宅 建築家とつくる家
大阪府大阪市間口2.3mの狭小住宅。幸いにも建物の裏側には、四季折々の借景となる公園があった。階数をスキップさせることにより、間口は狭くとも空間の広がりと、公園の光が、各ゾーンに満遍にいきわたる工夫をした。固定にした食卓と、リビングゾーンの腰掛兼用の棚を設けたことは、狭い住空間の機能と領域の区分に役立った。又、壁面に取り付けた金物は、「見せる収納」を演出している。袋小路のような導入部の道路に立って見ると、2階の厨房の窓から内部空間を突き抜けて、奥の公園の木々が見えた。 分類 建築家設計事務所住宅 建築家紹介 狭小敷地鉄骨3階建て住宅
大阪府大阪市大阪の街中にある敷地15坪に建つ家。周辺は超高層マンション、倉庫、事務所ビル、飲食店等が混在する地域。間口2間の敷地で大通りに面したファサードを格子と黒の壁面で寡黙な表情とした。 夫婦2人だけの住まいは将来の改装や売買も考慮し、間取りの自由度が高く、室空間を出来るだけ広く取りたいとの希望から内部に壁や柱をほとんど出さない構造形態とし、フロア毎に生活機能をまとめるワンルーム構成としている。 又、周辺環境から採光、通風が取りにくい敷地条件であったため、吹抜けとなる直階段を上下に抜ける通り土間に見立て、スノコ床や格子壁とし、最上階のトップライト、ハイサイドライト等で自在に空気や光が抜けるようにして、開放感を出すように工夫した。 分類 建築家設計事務所木造新築住宅 狭小敷地住宅
大阪府枚方市 <設計条件> 夫婦、子供1人。シンプルで生活感のない、デザインを望まれた。また、忙しい夫婦であるため、家事や収納などの合理性をも求められた。 <特徴> 外壁は白の大判タイル、塀は乳白ガラス、目隠しはアルミ格子、駐車場はRC打ち放しのシンプルで明解な構成となっている。玄関ホールとLDKは板状格子で視線を遮りながらも、空間的につながりをもたせている。 <一口コメント> 白いインテリアに光と影 分類 シンプルモダン 建築家新築鉄骨住宅 建築家紹介
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