大阪府大阪市昔ながらの長屋や民家が建ち並び、寺院も数多く残る、大阪市内の古い街並に建つ住宅である。 限られた敷地で庭が取れない中、土間やテラス、バルコニーといった外部空間を住宅内に点在させ、住まう人がより身近に「外」を感じ、暮らしの巾が広がっていくことを期待した。 建て主は、さっそくテラスで食事、土間でDIYなど、この場を自由に使いこなしている。 鉢植えの花や植栽も加わり、この家が豊かに彩られてことを愉しみにしている。
関西(大阪・神戸・京都)の第一線で活躍されている建築家が設計監理した
オンリーワン住宅一覧
K’s House
大阪府大阪市
専用住宅
68.79m²
125.24m²
中平勝
いなせ建設 株式会社
木造
鈴木研一
アーキソシエイツ
大阪市内にある約20坪の台形敷地に建つ木造3階建ての住宅です。
周辺には住宅やマンション、学校、古い工場などが建ち並び、敷地の三方を建物に囲まれた典型的な都市型敷地ですが、奥行きよりも間口が広く、日当たりには比較的恵まれています。クライアントからのご要望から、1階は、ガレージとご主人の仕事場スペース、2階にLDKと夫婦の寝室、3階に子供スペースという構成としています。南側道路からの敷地の奥行きがが東西で約3m異なり、そのため北側境界線は、道路に対して約16度傾いています。その敷地形状から計画した折れ曲がった壁、徐々に低く(時には高く)なる屋根(天井)や連続する窓、そこから差し込む南からの太陽光、内部の壁に穿たれた開口、階段、磨き仕上げの床、家具などさまざまなな断片が非日常的なパラレル空間をつくりだしています。それらは光を拡散しながら、人の動きや視線を誘発し、奥行きと広がりをコンパクトな空間の中にもたらしてくれます。
事務所名 / NAKAHIRA ARCHITECTS 大阪建築家
オフィス場所 / 大阪市北区
大阪府大阪市昔ながらの長屋や民家が建ち並び、寺院も数多く残る、大阪市内の古い街並に建つ住宅である。 限られた敷地で庭が取れない中、土間やテラス、バルコニーといった外部空間を住宅内に点在させ、住まう人がより身近に「外」を感じ、暮らしの巾が広がっていくことを期待した。 建て主は、さっそくテラスで食事、土間でDIYなど、この場を自由に使いこなしている。 鉢植えの花や植栽も加わり、この家が豊かに彩られてことを愉しみにしている。
兵庫県神戸市JR六甲道駅のほど近く、前面は絶えず人々や車の行き交う街中にある家族4人のための住宅である。将来、カフェを開くことから1階は土間仕上げ・前面道路側をガラス張りとし、ダイニングとキッチンが一体となった大きなカウンターを設けている。上階は、どこにいても家族の気配が感じられるよう、リビングを中心につながった間仕切りのないスキップフロアとした。また、天窓と前面ガラスをL字につなぎ、明るく広がりのある空間となっている。
大阪府大阪市
大阪市内の幹線道路に面した9坪の敷地に建つ店舗付住宅。
タテ動線のスペースを除くとワン・フロアー19.15㎡となり、ひとつのフロアーが、みせ、ねま、だいどころ、おくのま、という用途で積層させたタテ型の町家をつくりだした。少しでもスペースを確保するために、H型鋼とコールテン鋼で構成した間口3070mmのファサードに奥行650mmの厚さをもたせ、小さなニワとしての外部空間や収納、開口部を組み入れた。
(コメント/貴志 雅樹)
回遊性のある動線処理で狭さを克服したダイナミックな内部空間を基本コンセプトにした住まい。 オーナーはグラフィックデザインの傍ら、多趣味で月に何度か音楽仲間が集まり演奏練習をします。外部に音が漏れないよう1階はRC造とし、防音処理を施しています。1階階段から見上げるとR階まで階段がリズミカルに立ち上がっていきます。2階は吹き抜けの豊かな空間とウッドデッキをもつLDKで『設えはシンプルに』との基本理念に沿って、キッチンを家具製作とし、バランス良くこの空間に納まる様、心掛けました。
広島県福山市 DAIKINエアスタイルコンテスト優秀賞 「サンペンハウス」 地方都市郊外 住宅地入り口の三角地。家族6人の家を計画する。 南側は広い道路の坂道、東は自然の崖とその先に広い川。北側は土手と林とその先に小さな川と大きい国道 又その先に新幹線も見える。 「住宅は壁」 部屋を作ることよりも壁で空間を規定する。人の背後の壁が基本で、その壁が少し折れて2辺をかたちづくり、大きな空間の骨格が出来上がる。 「周辺の地勢から」 前の道を勢いよく車が上り下りをしている。この住宅の中も坂道の昇り方向からスパイラル状に上へ昇る空間の構成となっている。 道路沿いに進み 階段を昇り 新幹線を望み クルッとターンして最後は遠く川を望むテラスへ続く。 建築の構成と地勢がリンクしている。 「家は木」 テクスチャー、構造強度とコストパフォーマンス、クライアントの好みにより木造である。木としての性能を様々な形で使っている。 在来工法、ラーメン、トラス、持ち出し、テンションによる吊り下げ、など。 木の可能性はまだ多い。
大阪府茨木市 「太陽の背中」 ここからは太陽の塔が見えるかも。 敷地に初めて訪れたと時のワクワクした気持ちを思い出す。 大阪の万博公園近くの住宅地の角地にこの家は建つ。 新しく造成された擁壁の上が計画地である。 「太陽の塔はどこだ?」敷地の上からは塔を見る事は出来ない。。。 建築とは場所をつくること、床をつくること。ここは意地でも「太陽」を見る床をつくるのだ。 計画の中心はテラス。1F、2F、屋上と3枚のテラスを3層重ねて南方に大きく開く。1Fはリビングの延長として同レベルで続き、サッシもフルオープン。テラスにはベンチも設け屋外リビングに。2Fは寝室前に広がる屋根付きテラス。1Fのテラスの上に飛び出している。洗濯物干しもここで。いよいよ屋上は「太陽のテラス」。太陽の塔の背中と後頭部がしっかりと望めた。緑の中に頭を出す塔を眺めながらお茶を飲むテラスが出来た。 「プラン」 □家のプランは敷地の段差と形状をフル活用することを考えている。 地下は段差を使った掘込みガレージ、1Fは少しスキップした和室と柱のない 広々リビング。隠れ部屋のパパ書斎とママ家事室 □ 中2階に屋根裏部屋風の子供室とハイサイトライトから光の入る明るい洗面脱衣、そして2階は広いテラスに面する主寝室となっている。 「家事動線」 □ 自転車置場→玄関→家事室→勝手口→ガレージ 自転車でお出かけ自動車で送迎。買物袋下げてお帰り、と主婦は忙しく動く。 玄関と車庫の離れた今回のプランでは、この動線がスムーズになる裏ルートがポイントになっている
依頼者が最初に見せてくれた敷地は、先が尖った三角形をしていました。これは「面白い」と直感し、家族6人で住みたいのです、車も2台か3台、バイクも大型が2台あります!と言われても、設計条件の難易さなど気にもとめず、是非とも設計させて頂きたいと願う気持ちでした。この敷地との出会いは一目惚れだったのです。設計者の多くは変形地を難しいとも何とも思っていません。むしろ、そんな出会いを待ち望んでいるのかも知れません。 京都の伏見に位置するこの家は、変形地と建築の法的制限である道路斜線が生んだ形です。作為的な操作をせず、素直にそのままに実現したものです。 三角地の先端が、広い方の道路に面しており、玄関の導入部はここしかないと早々に結論を出しました。 敷地はほぼ30坪。決して広いとは言えない敷地です。狭い玄関から上階へ向かうにつれ、徐々に左右上下に広がっていく空間構成をとりました。又、道路側と隣地側の開口部を極力排除し、この形を強調することにしました。そうすると当然の如く家の中は暗くなります。巾40cmのスリット状に伸びたトップライトは、見事にその存在と効果を発揮してくれました。 通常、天窓の取り方は非常に難しく、明るさは充分取れるのですが、夏暑く冬の結露は相当なものになります。この家では南側に垂直に伸びていることや、その巾が40cm程度と、室内の大きさに適していたことが幸いしたようです。今年の暑い真夏でも、眩しさもなく心地よい光と影を落としてくれます。以外に閉鎖性もなく、内と外の気配を感じながら、限られた広さの中に、伸びやかな快適さを演出すること
京都府京都市 敷地は40m×(11m/1.7m)の直角三角形に近い台形で、40mの前面道路・敷地ともに急傾斜、これに第2種風致地区指定がかかる極端な条件下の住宅です。しかしその山裾の地形は、京都市街を見渡す抜群のロケーションの住まいとなる可能性がありました。これを実現する空間形状と構造形式を土地購入前に検討し、大筋の見通しを立てました。鋼管杭によって持ち上げられた鉄骨ステージと、その上の変形木造2階建切妻屋根の架構。2階にスキップフロアのLDKとウッドデッキを持つ3人家族の住まいです。
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